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エジプトの超長綿、西インド諸島の海島綿、アメリカ南西部のピマコットン、この三大高級綿以外にも、テキスタイルの原料となる天然素材はまだまだ世界各地に埋もれています。いまだ知られていない希少な綿花をいち早く見つけ出し、新しい価値を与えていくことも菱友商事が取り組んでいきたいものづくりの一つです。
一方で、1940年代、1950年代にヨーロッパで創られたハンドメイドのテキスタイルやアメリカの古着から、手作りの素晴らしさ、ベーシックの源に触れ、そこから得た感動を今の時代に合わせて新しくアレンジしていくこともテキスタイルの開発には大切なこと。菱友商事は常に世界へと目を向け、海外で見つけた新しい素材、技の感動をテキスタイルに表現しています。
人の感性に訴えるテキスタイル開発にこだわり続ける菱友商事が目指すのは、世界価値を持つテキスタイルを創ること。それは、驚きのあるテキスタイルであり、言葉で説明する必要が一切ないものです。目まぐるしく変わるファッション業界の最前線、自らの感性でテーマを見出していかなければ、新しい価値を創り出すことは到底できないでしょう。だからこそ、自らの感性を信じて考えられることをすべてやっていきたい。
何百、何千という努力の結果、その中で一つ、キラリと光るものができればいい。それが菱友商事の描くビジョン。時代が求める新しい価値の創造こそ、創業以来変わらぬ使命であり、これからもその使命のもと、世界価値を持つテキスタイルの実現に向けて絶え間ない努力を続けていきます。
